投稿者: UCIワールドチームのイネオス
そのトレーニングメニューが、INEOS Grenadiers Virtual Training Camp としてZwiftのワークアウトで公開されていました。
今回はツール・ド・フランスで総合優勝したこともある、ゲラント・トーマス選手のメニューをやってみたので、その感想を言います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
トレーニングメニュー
設定FTP290W
8分間＋1分50秒50％FTP＋10秒間の125％FTP（刺激入れ）ウォーミングアップ
3分間50％FTP（リカバリー）
メインメニュー
30秒間100％FTP→15秒50％FTP（リカバリー）→5分間90％FTP→30秒間130％FTP
5分間50％FTP（リカバリー）
30秒間120％FTP→15秒50％FTP（リカバリー）→5分間92〜93％FTP→30秒間130％FTP
5分間50％FTP（リカバリー）
30秒間140％FTP→15秒間50％FTP→5分間100％FTP→1分間130％FTP
5分間のクーリングダウン
とセットごとに平均パワーを上げていきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
実際
1セット目
30秒 設定290W 実際 312W
5分 設定260W 実際260W
30秒 設定375W 実際397W
2セット目
30秒 設定350W 実際377W
5分 設定265W 270W
30秒 設定375W 376W
３セット目
30秒 設定405W 実際439W
5分 設定290W 実際293W
60秒 設定375W 実際388W
という感じでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
感想
やってみての感想ですが、1、2セット目は３セット目に向けて徐々にパワーを高めいくように準備をしているように感じました。３セット目は最初大きなパワーを出し、15秒の休憩後の5分間のFTPは初めの方はきつく感じました。しかし、このメニューで1番きついところは最後の1分間にあると思います。３セット目だけ、30秒間ではなくて1分間になっているところが、最初からがむしゃらにペダリングし終えるのではなくて、我慢する時間があるのが、非常にきついポイントであると感じました。