[本の要約] トム・ケリー&デイヴィッド・ケリー著,クリエイティブマインドセット 第1章デザイン思考で生まれ変わる

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今回はトム・ケリー&デイヴィッド・ケリー著,クリエイティブマインドセットについて書いていきます

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デザイン思考で生まれ変わる

クリエイティブな考え方は、現状のその先を見通す強力な道具になりうる。

技術ではなく人間を中心とした視点から問題を見つめることで、新しい変化が次々と生まれてくることもある。

著者が関わってきたあらゆるイノベーション・プログラムでは、常に3つの要因のバランスを取っている。次の図で、3つの円の重なり合っている部分がそれだ。

ひとつ目は、「技術要因」、つまり技術的な現実性なら関するものだ。

ふたつ目の重要な要素は、経済的な実現性だ。または、「ビジネス的要因」と呼ぶこともある。

イノベーション・プログラムを成功させるための3つ目の要素は、人間に関するもので、「人的要因」と呼ばれることもある。一言で言えば、人間のニーズを深く理解することだ。

人間の中心の考え方は、イノベーション・プロセスの基本だ。人々に深く共感することで、観察を強力なインスピレーション源にすることができる。

成功するイノベーションは、技術的要因とビジネス的要因のバランスを取るとともに、人間中心のデザインによる調査の要素を何かしら取り入れている。人間にとっての有効性の交わる点を模索することこそ、「デザイン思考」と呼ばれている方法論の一部であり、創造性やイノベーションを生み出す私たちのプロセスなのだ。

成功するプログラムはたいてい、何かしらの形でデザイン主導のイノベーションの「着想」「統合」「アイデア創造/実験」「実現」という4つの段階を含んでいる。

デザイン主導のイノベーション

・着想 inspiration

外の世界に飛び出し、創造的思考に火を付ける体験を積極的に求めよう。意図的にそうした行動を取ることが、着想の燃料になる。

人間中心のイノベーションを促すうえで、何よりも頼りになるのは共感だ。生身の人間のニーズ、欲求、動機を理解すれば、斬新なアイデアを思いつくきっかけになる。

・統合 synthesis 

現場で時間を過ごしたら、次は「意味づけ」という複雑な課題に挑む。それまでに目撃、収集、観察してきたすべての物事の中に、パターンやテーマ、意味を見出さなければならない。

統合の段階では、スイート・スポットを探る。調査で明らかになった内容を実行可能なフレームワークや原則へと変換する。問題の枠組みをとらえ直し(リフレーミング)、どこに力を注ぐかを決める。

・アイデア創造(ideation)と実験(experimentation)

次に、新しい可能性を探っていく。無数のアイデアを出し、多岐にわたる選択肢を次々と検討していく。中でも特に有望なアイデアは迅速な試作(ラピッド・プロトタイプ)を繰り返し行う段階へと進める。この段階では、アイデアをすばやくラフな形で表現する。人々の反応を確かめられる程度の具体性があれば十分だ。重要なのは、すばやく、ラフという点。ひとつのアイデアに力を入れすぎることなく、多様なアイデアを探る。

この経験による学習のループは、既存のコンサプトを発展させ、新しいコンセプトを生み出すのに役立つ。

・実現 (implementation)

新しいアイデアを実際に展開する前に、デザインに磨きをかけ、市場にでるまでのロード・マップを準備する。

この段階は何回にもおよぶこともある。

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デザイン思考は組織をクリエイティブにする

デザイン思考は、デザインを実践する人々の道具や考え方を用いて、人間のニーズを発見し、新しい解決策を生み出すための手法。

デザイン思考では、直感的に物事をとらえ、パターンを認識し、機能的なだけでなく感情的にも意義のあるアイデアを組み立てる、人間の天性の能力を用いる。

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クリエイティブに考えられる人材を育てる

しなやかマインドセット

クリエイティブ・コンフィデンスを手に入れるためには、自分のイノベーション・スキルや能力が固定されているわけではないという信念がなければならない。

「クリエイティブ系の物事には向いていない」と思っているならーその思い込みを捨てないかぎり、前には進めない。学習や成長が可能だと信じなければならない。

何よりもまずスタンフォード大学の心理学教授のキャロル・ドゥエックのいう「しなやかマインドセット」が必要。

しなやかマインドセットの持ち主は、人間の真の潜在能力は未知(しかも不可知)であり、何年も努力、苦労、練習を積めば、予測も付かないようなことを成し遂げられると信じているという。

こちこちマインドセットの持ち主は、意識的または無意識的のうちに、人間の生まれ持つ知能と才能の量は決まっていると心から信じている。

こちこちマインドセットの持ち主は、自分の能力の限界がほかの人にバレるのを恐れて、安全な場所にとどまろうとするのだ。

現実には、誰しも両方のマインドセットを少しずつ持っている。問題はどちらの声に耳を傾けるかなのだ。

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宇宙に衝撃を与えよ

クリエイティブ・コンフィデンスを手に入れると、周りの風に流させて進むのではなく、自分の人生や組織の進路を自分で決めたいと思うようになる。

スティーブ・ジョブズは深いクリエイティブ・コンフィデンスを持っていた。目標を追求する勇気と忍耐さえあれば、大胆な目標を叶えられると信じてーいや、知っていたのだ。

スティーブは誰にでも世界を変えられる力があると思っている。そして、彼は確かにそれを体現していた。彼はビジョナリーとして、多くの人々の生活に影響を与え、全員に「発想を変えろ」と促した。

クリエイティブ・コンフィデンスの持ち主は並外れたエネルギーを活かし、驚くような影響を及ぼす方法を見つけた。そして、前に進むための自信を手に入れれば、あなたも宇宙に衝撃を与えるチャンスはあるものだ。まずはしなやかマインドセットを身につけよう。自分には未知の潜在能力がある、今まで達成できなかったこともきっと達成できると、心から信じるのだ。

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