アウトプット大全  科学に裏付けられた,伝わる話し方

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このブログを見ていただきありがとうございます。

今回は樺沢紫苑著 学びを結果に変えるアウトプット大全についてまとめていきたいと思います

話す1 昨日の出来事を話すのも,立派なアウトプット
アウトプットが苦手な人はまずは,話すことから始める
脳内にある情報,考え,思考などが言語化されて下界へ吐き出される.ただ感想を話すだけで,脳は活性化し,記憶の増強,定着にも大きく貢献する
感想を話すときのコツは,自分の意見,自分の気づきを1つでもいいので盛り込む

体験したことを自分がどう感じたのか,飾らずに話そう

話す2 ポジティブな言葉を増やすだけで幸せになれる
ポジティブな言葉と,ネガティブな言葉のバランスを変えるだけで,仕事も人生もうまくいくことが心理学の研究で判明している.
仕事の成功や良好な人間関係を維持するためには,ポジティブな言葉がネガティブな言葉の3倍以上必要である.

成功したければ,ポジティブな言葉で自分の周りを満たそう

話す3 悪口はネガティブ人生の始まり
「悪口を言う」ことは百害あって一理なし.
・ストレスホルモンが増える
・人間関係が悪化する  悪いマイナスになる感情が強化される
・悪いところ探しの名人となる ネガティブ思考のトレーニングになる.
ネガティブ思考は人生のブレーキをかける

悪口は1円にもならない.いわないに限る

伝える1 見た目や態度は,口ほどにものをいう
コミュニケーションについて考えると,「言語的コミュニケーション」と「非言語的コミュニケーション」の2つに分類すると理解しやすい
言語的コミュニケーション・・言葉の意味内容,言語的情報
非言語的コミュニケーション・・視覚的情報,聴覚的情報
メラビアンの法則(矛盾したメッセージが発せられたときの人の受け止め方についての研究)において,言葉の意味内容よりも視覚情報や聴覚情報を重視することが明かにされている.
「何を話すか」が言語的コミュニケーションで「どう話すか」が非言語的コミュニケーションである.
今よりもちょっとだけ非言語的コミュニケーションを意識するだけでコミュニケーション力が大幅にアップする

話す内容に自信がなくても,とりあえず笑顔で,堂々と発言する

目を見る 目は「想い」や「感情」を伝える饒舌な器官
簡単にできる非言語的コミュニケーションは,相手の目をみて話す「アイコンタクト」.そうすることで,お互いの細やかな感情の機微が伝わりやすくなり,コミュニケーションケーションが深まる.
また,アイコンタクトをすることでドーパミンが分泌される
良好な人間関係を作るのに,非常に役に立つ.
アイコンタクトのコツとして
・目の間を見るまたは,鼻の周辺を見るようにする
・重要なところで1秒,目を合わせる
・目で「想い」を伝える
想いや感情は目に現れる
・話を聞く時も目を見る

まずは「1回1秒」のチラ見でOK.相手の目を意識する.

伝える2 柔らかく的確に伝える「クッション話方」
「悪いニュース」をストレートに先に伝えると,相手は精神的にショックを受ける
・Yes But話法
まずは,ポジティブな情報を伝える.相手のできている点,長所,メリットなどを伝えて,ポジティブな雰囲気をつくってから「悪いニュース」を伝える
・Yes And話法
「して欲しい」「できるといいね」と付け加えると,かなりマイルドになる
・Yes How話法
「悪いニュース」を直接伝えずに,疑問形式で,本人に考えさせるパターン.
人間の行動が変わるためには, 「気づき」が必須
本人に気づかせることを目的とした「Yes How話法」は,部下の行動を改善させる効果の高い方法と言える

まずは,「いい点」を伝えて,相手の心を開く

挨拶する 挨拶は「あなたを認めています」のサイン
挨拶はコミュニケーションの入り口.挨拶があって,雑談が始まり,より深い内容の会話ができる
心理学で「相手の存在を認める好意」を「ストローク」という.肯定的ストロークの代表例が「挨拶」である
挨拶されるだけで「人から認められた」「承認された」という感覚が得られる
心理学的に見ても挨拶は「交流」の基本となる
注意点は非言語コミュニケーションを意識する
笑顔で元気よくアイコンタクトしながら行うことで挨拶の効果は最大化する

自分から笑顔で挨拶してみる

雑談する 「長く話す」より「ちょくちょく話す」
ザイオンス効果・・接触回数が増えるほど,人の好感度は高くなる

とりあえず声をかけてみる,なんでもいいから雑談する.迷ったら天気の話でOK

質問する1 開始前の質問が,学びの方向性を決める
「質問する」というのは最も簡単で,最も効果的なアウトプット法の1つ.「自分自身に質問する」だけで,脳は圧倒的に活性化し,必要な情報を集めてくれる.
選択的注意・・事前に脳の中に単語を入れておくことでそれを拾い出すことができる.その準備が質問すること
勉強を開始する前に10秒でも「何を学びたいか」自分に質問するだけで,学びの効果が大幅にアップする

「何を学びたいか」を自分に問いかけ,脳にインストールする

質問する2 場の議論を深める「適切な質問」とは
質問は自分のためにやるものだと思われがちだが,質問は相手のためになる,人を喜ばせるものである.
適切な質問はお互いの理解が深まり,人間関係は深くなる.
適切な質問をすることによって他人からの評価も上がる.
適切な質問もコツは
・質問を考えながら聞く 3つくらいできるように準備しておく
・相手に喜ばれる質問をする 相手が話したそうなこと,話足りなかった部分をイメージして質問する
・参加者に喜ばれる質問をする
・議論を深める質問をする 話の流れに沿っている,話のテーマをより深める方向の質問をする

話を敏腕取材記者になったつもりで聞く

依頼する 「ギブ&テイク」より「ギブ&ギブ」の精神
返報性の法則・・人は親切にされたとき,お返ししないといけないという気持ちが湧き上がる
人に何か頼み事をするときは,一方的にしてもらうのではなく、まず自分から相手のために何かをする,相手に与える

「あいつの頼みならしょうがない」と思われる人になろう

断る1 「本当にやりたいこと」を優先するために
「断らない人は」自分が本当にやりたいことに対して,エネルギーと時間を振り向けることはできなくなる
きちんと「断る」ことをしていると,仕事は増える

残業や飲み会は,評価と関係なし.嫌ならはっきり断ろう

断る2 「優先順位」を絶対基準に即座に判断
上手に断るたには自分の人生の中での「優先順位」を決めておく
また断る場合は「迷わず断る」ことが重要.
ケースバイケースで判断するのも良くはない.常に同じ基準で断ることにする
断りの公式は「謝罪(感謝)+理由+断り+代案」

相手の都合よりも,自分のルールを優先しよう

プレゼンする 緊張を味方につけると,パフォーマンスは上昇
緊張は敵なのか?味方なのか?
ある程度の「緊張」があったほうがパフォーマンスはアップする.つまり味方である.緊張状態ではノルアドレナリンが分泌され,集中力や脳のパフォーマンスを飛躍的に高めてくれる

ほどよい緊張こそが,高いパフォーマンスの原動力だと心得る

議論する 必要なのは,入念な下準備と少しの勇気
議論が上達するために
・議論の練習をする だれでも練習すれば議論は上達する.内容はなんでもいい
・議論と感情を切りはなす
・流れを予想する  「論点」や「質問」を予想して,事前に対策を練っておく  どれだけ周到に準備するかで結果が決まると考える
・想定問答集をつくる「10ー30ー100の法則」10問で70%,30問で90%100問で99%をカバーできる
・最初に意見をいう 議論が上達する即効性がある方法

身近な人と,最近読んだ本をテーマに議論の練習をしてみる

相談する 気持ちを誰かに話すだけで,心は軽くなる
日本人は相談することを「恥」と考える
人に相談することで対処法が示される,自分の頭の中が整理され,自分で対処法や方向性が見えて来る
ストレスは相談するだけでも取り除くことができる

悩んだときは,手遅れになる前に誰かに相談する

つながる 「強い絆」の15人と濃い関係をつくる
研究によると人間関係は8つのタイプに分類できる.その繋がりは,多重円のようになっていて,中心に近いほど繋がりは強く,つながれる人数は少なくなる
「親友」「相談相手」「癒し手」までが「強い絆」その人数は多くても10人.
15人を超える人と同時に「濃いつながり」を作ることは,心理学的,社会学的に不可能
ほとんどの人は,多くの人とつながりすぎである

友達はたくさんはいらない.親友が3人いればそれで十分

ほめる1 「ほめて伸ばす」は理に適っている
「ほめる」はアウトプットであり,同時に「フィードバック」でもある.
「ほめる」「叱る」によって「気づき」が誘発され「自己成長」が引き起こされる.
ほめたり叱ったりすることは,部下の行動に対するフィードバックになる.結果として「いい行動」を繰り返し,会社に対しても利益をもたらす
褒められることはドーパミンを分泌させる.「楽しい」という感情が湧き上がると同時に,「次もがんばろう」というモチベーション,意欲が湧き上がる

ほめる=フィードバック.いい行動は,積極的にほめ称えよう.

ほめる2 相手が調子に乗らない,効果的な「ほめ方」
自己成長を促す4つの「ほめ方」
・結果を褒めるのではなく,強化すべき行動
・強化したい「具体的な行動」をできるだけ細かくほめる
・承認欲求を満たす 承認欲求を満たすほめ方は何回でもその効果が得られる
・文章でほめる 形で残るものは,後から何度も見直すことができる.本人がそれを読み直すたびに,「ほめ」の効果が得られる

よかった「行動」を具体的にほめ,相手の承認欲求を満たそう

叱る1 怒るのは自分のため,叱るのは相手のため
新入社員は叱られたいし,それによって自己成長したいと思っている
自己成長を誘発する叱り方とは
「叱る」とは失敗に対するフィードバック.結果として「気付き」を誘発し,「対策」を講じて,「行動」の変化が起こり,「自己成長」が促される.
「For You」の視点で叱るということが最も重要
具体的に「修正してほしい具体的な行動を指摘する」ことが重要
失敗した原因,理由,対策を本人に考えさせるのもあり.

「どうしてくれんだ」よりも「こうしよう」のほうが効果的

叱る2 信頼関係がないと,叱っても逆効果
自己成長を促す叱り方には信頼関係が重要な大前提.
上司から部下に対して必要なのは,「父親的な愛情」.将来を期待しているから叱るんだという愛情.そして,部下からは上司に対して,ある種のリスペクト,敬意が必要

力で説き伏せようようとする前に,リスペクトされるような努力を.

謝る 「謝る」のは「負け」ではない
素直に謝れない理由は,プライドが高く,謝ることは自分の価値を下げると思っているので,自尊心を傷つけたくないから.しかし,謝ることは自分の評価や価値を下げることなのでしょうか?
ある心理学の実験では謝ったほうが評価が上がるということ.
また,「謝る」はアウトプットに対する「フィードバック」につながる

「頭を下げる」ことへの抵抗感を捨てよう.

説明する 「意味記憶」から「エピソード記憶」に変換
意味記憶は覚えづらく忘れやすい,エピソード記憶は覚えやすく忘れにくい.
説明することで,相手の理解も深まり,相手の記憶に定着するだけでなく,説明した自分の記憶にも圧倒的に定着しやすくなる.
「説明する」ことは,最高のアウトプットのトレーニング.

覚えたい事柄は,自分の言葉で誰かに説明してみよう

説明する 「堂々とした態度」に「裏付け」をプラス
上手に説明するための7つの方法
・大きな声ではっきりと話す 「非言語的コミュニケーション」を意識する
・堂々と自信を持って話す
・最初にポイントを話す 結論+理由という順に述べるだけで話が論理的になり理解しやすくなる
・話は短くシンプルに
・例を使う 例を出して説明すると話がわかりやすくなる
・権威を使う 権威を使うと,説得力が圧倒的にプラスされる
・数値を使う

「堂々と」「結論から」話すだけで説得力は格段にアップする

打ち明ける 自分の本心を明かすことが,絆につながる
自分の本音を「打ち明ける」ことは人間関係を深め,コミュニケーションを深めていくためには重要な意味をもつ
自己開示の法則・・自己開示するほど親近感がアップする
「自己開示を通してお互いに相手のことを知ることにより,相互の信頼が増し,好意的な関係が形成される」
自己開示の幅と深さが大きいほど,好感度はより大きくなる
自己開示の返報性・・自分が自己開示すると,相手も自己開示してくれる.
互いに心の中を開示しながら人間関係を深めていく

かっこいいところだけでなく,あえて弱い部分も見せていこう

自己紹介する 「30秒」「60秒」の2パターンを用意
上手に自己紹介するためには,自己紹介の原稿を書いて,それをスラスラいえるように練習し,暗記しておく.30秒は約200文字.60秒はその倍.
自己紹介の6つのポイント
・誰にでもわかるように話す
・差別化ポイントを盛り込む 自己紹介の必須条件は「記憶に残る」ということ.そのためには,自分の中で「差別化できるポイント」などを盛り込む
・数字を盛り込む 数字を盛り込むと,差別化しやすく,凄さが伝わりやすくなる
・ビジョンを盛り込む 目標など自分が何を実現したいのか.行動や考え方の指針を盛り込む
・非言語コミュニケーションを意識する
・自分らしさを追加する

とっさのときに慌てないよう,「テッパン」の原稿をつくっておこう.

営業する1 「売り込む」のではなく「価値を伝える」
営業とは,その商品が持つ「本当の価値」「本当の素晴らしさ」「本当の魅力」を正しく伝えること.

商品特性よりも,「どんな得があるか」を伝えるよう

営業する2「価値>価格」が成り立てば商品は売れる
価格を下げずに商品を売るには,商品の価値を高めること.
価値>価格を意識すると売り込まずに商品の魅力をアピールすることができる

自分が売るべき商品の魅力を,改めて洗い出してみよう

感謝する すべてがうまくいく魔法の言葉「ありがとう」
イリノイ大学の研究では,感謝やポジティブ感情が多く,幸福感を持っている人は,そうでない人と比べて,9.4年長生きすることが明かになっている.「感謝は健康にいい」
感謝することで,ドーパミン,セロトニン,オキシトシン,エンドルフィンなど,脳と体にいい作用を与える4つの脳内物質が分泌される.感謝は最高の脳トレーニング
エンドルフィンは感謝した,された両方で分泌される.両方とも心と体でプラスの変化が起こる
「ありがとう」はすべてうまくいく魔法の言葉

気恥ずかしさは捨て,まずは自分から「ありがとう」を伝えるよう

電話する いざという時に,最強の力を発揮するツール
メールやメッセージよりも電話のほうがいい場合もある
・電話は,最強の確認ツール 電話のメリットは,早くて確実な点
・相手の仕事を邪魔しない気遣いが必要 電話の最大のデメリットは,相手の仕事に割って入る点.「忙しく仕事をしていない時間」を意識する気遣いをする
・非言語的コミュニケーションが伝わる 自分の「感情」を非言語的に伝えられる
・ニュアンスが伝わる 
・証拠が残らない デメリットの一つ 重要なやりとりをした場合は,その後の確認のメールを送り,記録と内容を残しておく
・相手が電話好きかどうかを考える

仕事相手を「電話派」と「メール派」に分類してみよう

感想

・自己成長を目的としていい人間関係の構築があると思います.
・この章では話す,伝えるに関連することを中心に,その技法などについて書かれていました.
・感じたことして,アウトプットをするために相手に教えることがいい方法の1つである.
 しかし,なんでも思ったことを話すことは良いアウトプットとは私は思いません.
・質のいいアウトプットをするためにも今回学んだことを生かしたいと思います

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